都会の魔女
しばらく歩いたあと、イシュは根負けして振り返った。

「あなたよっぽど暇なのね。」

「いやー、どうしても君と友達になりたくてね。

それに ちょっと聞きたい事があって・・・」

「聞きたいこと?」

「うん。
最近、インターネットで恨みを晴らしてくれるサイトがあるらしいんだけど
君、知らないかな?」

アビーは イシュ顔を覗き込むように尋ねた。
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