都会の魔女
次の日
晩御飯の後、みんなでリビングのソファーでくつろぎながらテレビを見ていた時
1本の電話がなった。

その電話を母が取り、その後すぐに亮介に取り次いだ。

「もしもし
あ、森田君?
昨日はどーも・・・・」

どうやら電話の相手は、先日亮介をホテルまで連れて行ってくれた友達のようだ。

「え?なに言ってるの?!
知らないよ、そんなの。

だから、そんな事してないって!」

亮介の話し振りから、何やら揉めている様子がうかがえた。
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