都会の魔女
そして新月の日、大禍時。

森田と美保の住むマンションでは、美保がこれから夜の出勤のための化粧をしていた。

みるみるうちに美保は夜の顔になっていった。

そして髪の毛も手慣れた様子でアップにし、奇麗なまとめ髪が出来上がった。

その時美保の携帯が鳴った。

「もしもし。」

それは森田からだった。

「おう、今からあの女シメてくるから 今日は帰り遅くなるかもしれねえからな。

お前もしっかり働けよ。」

森田はそう言うと電話を切った。
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