都会の魔女
「はぁ・・・
いつも いつもうるさい奴。」

美保はそう言って、ほころんできた耳元の髪の毛を撫でつけると
最後の仕上げに髪の毛全体に、たっぷりとハードヘアスプレーをふった。

そしてかったるそうに煙草をくわえ、ライターで火を付けた。

その瞬間・・・

ブオッ!

と音を立てて、炎が美保の髪の毛に伝わった。

ライターの火がヘアスプレーに引火して髪の毛に燃え移ったのだった。
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