Curvilinear.8
※『後輩』※





俺は屋上から自分の教室へ向かって歩いていた…っと正面から背の低い…多分一年生だろう女の子が足元をふらつかせながら歩いてきた…
「(おいおい…大丈夫かあの子…)」
っとすれ違い俺は心配で後ろを振り向き女の子を見た…そして…
「ぁっ…」
「っ!?」
っとやはり女の子はフラッと倒れそうになったのだがさすが主人公な俺…間一髪その女の子を抑えた…
「(うわっ…や…柔らけぇ~…)」
「ぁ…す…すみません…」
「いっ!?いやいや…だっ大丈夫君?」
「少し具合が…うっ…」
女の子はかなり顔色が悪く、気を失いそうな感じだった
「保健室に行こうか?ほらおぶさって…」
「すみません…」

俺は女の子をおんぶし学校の一階にある保健室へと向かった…まぁその間よこしまな事を考えていたのは言うまでもなく…いやいや…これはちゃんとした人助けなんだ…っと頭の中が葛藤していた…
とはいえ無事に俺は保健室にたどり着いた…中には保健室担当の先生が居てバトンタッチ…女の子をベットに寝かせた…
「はい、ご苦労様…えっと君は確か二年B組の…草沼君だったかしら?偉いわね~」
「いや~それほどでも」
「それもそうね~この子の胸の感触とか味わったからね~?」
「えぇまぁ………って、え?」
「村松先生には草沼君はやっぱりエロかったと報告しときますわね」
「じょっ冗談っすよっ先生!!」
「うふふっ嘘よ、後はあたしに任せて草沼君は教室へ戻りなさい、そろそろ授業始まるわよ?」
「あっはい…失礼しました…」



っと俺は保健室から出ていった…
< 21 / 46 >

この作品をシェア

pagetop