妹A ~5人兄弟+1~
街灯の灯りがちょうどいい具合に道を照らしている。



スバルは何か言おうとしたが、何をどう話していいのか分からずただ夜空を見ながら歩いた。



離した手は、近くで触れそうで触れない。



「夜道って2人で歩くと楽しいね」



つかさが明るく口を開いた。



「えっ?そ…、そうか?あっ!家まで送ってやるよ」



スバルが前を向いたまま、ちょっと照れて言った。



「ほんと!?」



つかさが目を輝かせてスバルを見上げる。



「スバル!」



2人の後ろから呼び止める声がした。



「遥斗!」



スバルの友達の遥斗だ。



同じように振り返ったつかさを見て、遥斗が驚く。



「夏川…夏川つかさ!?」



思いっ切り走って来たと思ったら、スバルの腕を掴んで道端に引っ張っり込んだ。

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