Call Your Name





「今日、ナデシコのバイト先行かない?」



ツバキが突然口を開く。



「もちろん、ナデシコは朝から晩まで忙しいみたいね。」

「だな。ま、あたしも朝練から夜まで忙しいけど。」




バスケ部のツバキは、今が一番大変な時期。

チームプレーだから、ストレスもそれなりにたまるんだ。

そういって、たまにナデシコのバイト先である、ギャンブル店に足を運ぶ。















「おは~!」

「いらっしゃいませ」



< 4 / 89 >

この作品をシェア

pagetop