恐い‥けど好き..





「ぁ〜‥君、正巳みたいな堅物と話せるてスゴイなぁ」

「あれ起きたの?正巳の次の人」

「‥‥その呼び名は酷ないか?」

「だって名前わかんないし‥」

「‥田淵 修治(たぶち しゅうじ)や、適当に呼んでや〜」

「修治ね、りょーかい。アタシは馬緒。よろしくね」

「あいよ。ところでハルはどこや?」

首を傾げていると

正巳が代わりに修治に

答えてくれた

「春都なら爆睡中」

「さよか‥ならオレも寝るさかい。また起こしてや」


なるほど、ハルってゆーのは

春都のあだ名か‥






まぁ、とりあえず

アタシと正巳以外は

皆、寝てるから

しばらく正巳と色んな話をして

盛り上がった


正巳の事を色々おしえてくれた

正巳の家は、

父親がアパレル関係の社長さんで

自分は三人兄弟で次男だとか

末っ子の弟は野球が好きで

よくキャッチボールに

付き合わされるとか‥





話していたら

あっという間に時間は過ぎて

もう日が傾きかけていた。

正巳が半ば強引に

皆をたたき起こして

嵐のように帰っていった。










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