恐い‥けど好き..




―――――‥‥‥‥




「‥‥‥ん‥‥」




目が覚めると

寝室に居るのが分かった

身体を起こすと

リビングの方から

誰かの声がする。

そっとベットから降りて

リビングに向かった、


――ガチャ‥


ドアを開けると

修治・正巳・一夜が居た。

3人共アタシに気付いていない

正巳が一夜に少し怒鳴りぎみに

何かを話してた。

辛そうな顔をしている一夜に

キレる寸前の正巳、

止めようと動揺してる修治。

アタシはただ見てるだけだった

正巳が一夜に拳を振り上げた

一夜は抵抗する感じがしない

とっさに近寄って、

正巳の腕にしがみついた

3人共ビックリしてるようで

動揺している。

正巳が震えた声で話しかけてきた

「馬緒‥‥?」

アタシは怯えながら話した

「暴力‥しない‥‥で」


正巳はゆっくり

アタシを包み込んで話した

「悪い‥ごめんな‥大丈夫だ‥だから、泣くな」

アタシは理由もわからず

ただ泣いていた‥

少しして、アタシが

落ち着いてから

修治が口を開いた。










「ほな、飲み物‥買うてこよか!」










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