恐い‥けど好き..



修治のいきなりの発言に

ビックリしていたら

正巳が出て行った。

部屋にはアタシと一夜と修治だけ

少し気まずいながらも

修治が話しかけてくれたから

アタシも話した

「馬緒、身体は大丈夫なんか?」

「うん、大丈夫だよ。ごめんね?迷惑かけて」

「迷惑ちゃうから安心せぇ‥ただ心配やっただけやさかい」

「‥ありがと」

少し微笑みながら修治に言うと

修治も微笑みながら答えてくれた

「遠慮せんといつでも頼れよ?まだ会うたばっかやけど俺は馬緒が好きやからな」


「うん。ありがとう‥アタシも修治の事、大好きだよ?」

そう言うと、修治は

アタシの頭を撫でながら

話しかけてきた。

「俺の用事は済んだわ、馬緒に会えたし満足やな。」

「なにそれ」

笑いながら話すとアタシの頭を

撫でるのをやめて、

修治は一夜を見て話した

「じゃあ、俺は行く所あるさかい行くわ。正巳は連れてくから後は頑張ってな一夜。‥‥逃げるなよ?」


一夜は少ししてから

修治に向かって頷いた


修治は満足そうに微笑んでから

帰っていった






静かな部屋に、

一夜と二人きりになった‥







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