親指の恋
でも、私はあなたに等々本気になった


「何かしんどい・・・」


私は頭が酷く痛くて机に



べたーっと寝そべっていた



「大丈夫??」


あなたがしゃべりかけてくれた


「うん・・・痛いけど」



嬉しくて大丈夫そうな顔をしたけれど


くらくらしていた



「なぁ東野熱あるんじゃね?」


「ないよ、大丈夫だから」


私はそう言ってにこっとしたが


本当にきつかった


その時


---バサッ・・・・・----


え??


「ほらーあついじゃん!!」


あなたは私のおでこを手でさわって



もう片方の手を


自分のおでこにあててそう言った
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