【続】私の旦那様はエリート社長?!
「お父さん……残念、だったね」


「……うん」




言葉も出ない私には、頷くだけでも精一杯だ。


なんにも話したくない。



「……梢、最近やつれたね」


気まずくなる雰囲気を察したのか、柑菜が私を見てそう言った。




「……そう?かな」


確かに、最近食欲がなくてあんまり食べてない。
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