【続】私の旦那様はエリート社長?!
「……梢」


一体どこに居るんだよ……。




そして諦めて帰ろうとしたその時―――…


遠くの方に人影を見つけた。




でも、暗くて誰だかよく分からない。


……しかも遠いから、余計に誰だか分からない。




でも……あの姿は少し梢に似ていた。


確信はないけれど、気付いたら走り出していた。




【奏多side】
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