☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
「おまたせ〜」


「俺も、今来たとこだから」


「でっ!さっそくだけど話しって?」


「ティアラは村に帰らないのか?」


「えっ?いきなり?どうしたの?」


「お前の夢が村のみんなを守るためだったから、帰らないのかと思って…」


「ん〜〜色々考えるんだけど、今は真弓も、まだ小さいから帰れない」


「そうか……」


「ジータこそ帰らないの?エレナとは結婚して村に帰るんでしょ?」


「まだ、わからないよ……結婚するかどうかも……」

「でも、エレナは、そのつもりじゃ?」


「まだ、決心がつかないんだ」


「なんの決心よ〜〜長く一緒に居て、決心がつかないて意味がわからないよ?」

「俺………俺は……ティアラが…」


「それ以上言わないで!ジータあなた今、何を言おうとしてるか、わかってるの!もっと現実を見つめて!エレナの気持ちを遊ばないで!」


「俺は別に遊んでる訳じゃなくて……」


「じゃなくて何よ…とにかく、これからもジータとは仲良く楽しみ作りたいじゃない……エレナを見てあげて……あなたにとって大切なのはエレナなんだから………帰るね……」


そう言うと、ティアラは店を後にした


< 100 / 108 >

この作品をシェア

pagetop