☆夢色の星たち☆〜white,bonds〜
「そか、じゃぁ明日は頼んだよ」


「了解しました。勉先生」

「ティアラに先生って急に言われると恥ずかしいな」

「たまには、昔を思い出してもらわないと、愛情確認だから(笑)」


「どう言う意味があるんだよ?愛情確認と先生の呼び方が!?」


「いいの〜私だけが、わかってたら〜」


「……まぁいいっか」


「ねぇ〜勉…帰ったら、ウエディングドレス、選びに行かなくっちゃね」


「…あぁ、選びに行こうな、教会も探さないとな」


「うん。勉に出会えて幸せだよ。ありがとう・・出会ってくれて」


「オーバーだな、ティアラ」


「そんなことない!あなたのおかげで、今の私があるんだから、あの時、私を日本に連れて帰ってくれなかったら……私は今も、ひっそりと医者への夢を持つだけの寂しい女だったたよ」

「それは、ティアラの実力だよ…俺は日本に連れて帰っただけだから」


「いつも、謙遜ばかり、たまには素直にありがとうって言いなさいよ(笑)」


「素直なんだけどなぁ〜」

ドンドン!ドンドン!


「先生!先生!」
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