オレの宝物。それは君の笑顔【完】
翌日、幸せの余韻に浸りつつ朝練前にリフティングをしていると、


「あれ、織田、足大丈夫なのか?」


センパイから声をかけられた。


「はい?」

「また足が痛くなって、昨日の試合来られなかったんだろ?」

「え?」

「違うのか?」

「…………」


訳がわからず何も答えられなかったが、


――ピーッ。


集合の合図で会話はそれきりになってしまった。

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