オレの宝物。それは君の笑顔【完】
「……部活、まだやってるよ」
「いいんだ。今日は、サボる」
「ダメだよ。高野くん、次期部長でしょ」
「でも、もう暗いし、加納もいないし」
高野は意外と強引で。
「アイツ、告る気なんじゃね?」
トミがオレの耳元で囁いた。
実は、オレもそれを予感していた。
北原への、告白。
このまま2人を帰らせてしまったら、高野に先を越されてしまう。
だからといって、どうすることもできずにいる情けない、オレ。
神様――。
天を仰いだその時、
「姉ちゃん?」
健介が現れ、
「あ、私、弟と帰るね。練習がんばって」
北原は健介とともに立ち去り、オレは胸を撫で下ろした。
「いいんだ。今日は、サボる」
「ダメだよ。高野くん、次期部長でしょ」
「でも、もう暗いし、加納もいないし」
高野は意外と強引で。
「アイツ、告る気なんじゃね?」
トミがオレの耳元で囁いた。
実は、オレもそれを予感していた。
北原への、告白。
このまま2人を帰らせてしまったら、高野に先を越されてしまう。
だからといって、どうすることもできずにいる情けない、オレ。
神様――。
天を仰いだその時、
「姉ちゃん?」
健介が現れ、
「あ、私、弟と帰るね。練習がんばって」
北原は健介とともに立ち去り、オレは胸を撫で下ろした。