クロノス。
第二章 時を操る者



扉を開けると、
時計なんか一つも飾ってなくて
殺風景な部屋だった。


そこに同い年くらいの女の子と
黒猫がいた。


女の子は髪が短く
きりっとした顔立ちで
どことなく冷たい感じだ。


でも、誰かに似てる気がする。



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