別れの予感

あいつは素直じゃなくて、変な所でプライドが高いから、あっさり『分かった』なんて言ってしまうんだろう。


いや、あいつも、もう俺には気持ちなんてないのかも。



…うだうだ考えるの、疲れるな。


つーか、痛い。


テーブルの上のタバコに手を伸ばす。吸い終わってから、携帯を開こう。


どんな返事でも、



俺は後悔しそうで、そんな自分が無性に腹立つ。



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