きみ、いとほし〜幕末純愛抄〜
〜土方side〜




「土方さん!あの・・・私・・・」


ふいに華が少し大きい声を出した。


見ると華の顔は真っ赤だ。


何となく、華の言いたいことは分かった。


伊達にたくさんの女と関係を持っていたわけじゃねぇ。


華も俺を好いてくれてるんだと思うと思わず顔がニヤケそうになる。


でも俺は・・・


「なぁ、華。」


俺は顔を上げて続きを言おうとした華より先に口を開き、華の言葉を遮った。




< 177 / 187 >

この作品をシェア

pagetop