イジワルな俺様の秘密ライフ


「さすがに、あれだけハデに動けば確実に出てくるかとは思ったけど……君が親衛隊会長だったりするのかな」



頷いたお面の子に、海翔は「そうか」とだけ言った。



その声は少しだけ固くて、緊張しているみたいだ。



知り合い……?



ふとそんな風に思った。

そしてそれはあながち間違いでもないみたい。



なぜ魔女っ子仮面なのに人物を特定出来るのか物凄い不思議なんだけど、

どうやら海翔には心当たりがあるようだし、

知り合いならば声とかでわかるのかもしれない。



そして彼女が親衛隊の会長だという。



この子がこんな馬鹿げた──失礼。

奇抜なアイディアを出したわけね……



……うん、なんか納得。



「君は僕らを応援してくれたりは、しないだろうね」



ケバ子が騙された──失礼。

説得された言葉も、さすがに会長には通用しなかった。



「相応しくありませんもの」



いいとこのお嬢様を彷彿とさせる物言い。


私なんかが海翔に相応しくないと言われても、

確かにとしか言い様がない気がした。


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