Believe~奇跡の鼓動~
腹ごしらえが終わって、今度は少し動こうと、あたし達はボーリングへと向かっていた。
途中、スポーツショップの前でハルくんが立ち止まった。
「ちょっと寄ってもいい?」
「おお!俺もちょうど探したいもんあったわ。」
そんなわけで、あたし達は今ショップにいる。
プラプラと店内を見ていると、あたしの足はある商品の前でぴたりと止まった。
これ、なっちゃんに似合いそう!!
そこにはスポーツ用の沢山のリストバンドやヘアバンドが置かれていて、あたしが見つけたのは、緑と黄色メインの明るい色彩のリストバンド。
なっちゃんのイメージにぴったりで、あたしは思わず手に取っていた。
そうだ!これを、なっちゃんへのクリスマスプレゼントにしよう!!
実はあたし、まだプレゼントを用意できていなかったのだ。優柔不断な性格が災いして、あれこれ迷っているうちに、ついに明日に迫っていたクリスマス・イブ。
今日このあと、花菜に付き合ってもらうことになっていたが、思わぬところで良いものに巡り会えた。
良かった~
リストバンドを握り締めほくほくしていると、急にうしろから声をかけられた。