地に堕ちた紅い孔雀
ていうか前からあったんだ、私のこの癖……まあいいけど。

……あ、そういえばお喋りしたくて電話したんじゃなかった!

「そういえば早紀……」

「私の質問無視? まあいいけど。何?」

ちなみに二人ともまあいいけどって言葉を口癖のように使う。私はどうでもいい時にしか使わないが、早紀は時折変な場面でも使う。まあいいけど。

「補習ってさ、サボるとどうなるの?」

そう、これが今の私にとって最も重要な事。補習サボってOKならわざわざ行くわけがないし。早紀の返答次第ではサボってどこかへ遊びに行こうと思ってる。

遊びたい盛りだもん、仕方ないじゃん?

……どうせ結構きついんだろうな、サボった罰とか……。

「サボり? やめたほうがいいよ……。確か、反省文7枚の提出と、冬休み明けの大掃除に強制参加の上に春休みの補習全教科に成績関係無しで強制参加……だったはず」


わーお!
随分とヘビーな内容ですこと!

補習は数学が増えるだけだから気にしないけど、反省文と大掃除は怠いしな……いや、大掃除はいいや。
とある男子なんか毎日大掃除させられてるし、彼よりはマシだ。

後は反省文さえなんとかすれば……。

「うーん……反省文ってどんな事書けばいいの?」

とりあえずそれが知りたい。これでも私は反省文書いた事無いからね、いい子だから。

友達に言うと全力で否定されるけどね。

ちなみに私は自分で言うのもなんだが本当にいい子だ。友達の感覚がおかしいだけで、宿題出さなかったりたまに仮病使って休んだり、授業中に抜け出してサボり組男子の麻雀に入れてもらってるだけである。

普通じゃん?
これくらい。

普通だから反省文書けなんて言われないんだよ、私は。そう信じてる。

「ぶつぶつ言ってるの聞こえてるよー。ちなみに反省文、反省している様子を400文字原稿用紙7枚にびっしり書けばいいらしいよ」

……余裕やん!
『ごめんなさい。』400連発でジャスト2800文字!

反省しすぎてやばい様子がきっと伝わるだろう。某蜩(ひぐらし)がなんたらかんたらな話でも、ごめんなさい連発するし私もごめんなさい大連発したって何の問題もないだろう。

うん、問題無い。
反論は認めない。
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