あめとてるてる坊主



「君島さん」



 声が下から聞こえた。


 恐る恐る目をけると、私を見上げるしゃがみこんだ天野君がいた。


「俺って臆病者なんだ。だから、どういう反応するか探ったんだ」


 なんだかとても情けなく彼が笑った。


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