本屋の花子〜恋をしたら読む本〜
花火大会
花子は切ないんですよ

ダーリンに気持ちがあるはずと日々妄想に落ちるもののまっさんが気になってしかたがないのよ。


まっさんとはあれからまたまたぎこちなくなるし。


花子は転勤して行った仲良し牛田君に何となくメールを送りました


【タイトル*元気にしてますか?】

【本文*花子は凹んでるみたいです!

まっさんが解らんよ】




花子はメールなんてあんまりしませんから絵文字なんて使いませんな可愛く無いメールを牛田君に送信してしまいました。





数秒後でした。


花子の携帯着信音「ウルサいな奴ら」が鳴りました。


牛田君からです


「小池さん!どうしたんですか?まっさんと何かあった?また喧嘩?」



牛田君の懐かしい声は花子の心を弱くしたよ。


「なんかなぁ解らんのよ。私な好きな人おるのにっまっさんが何時も頭におんねん」



花子は少し鼻声で呟きました。



「えっ小池さん気がついてないの?自分の気持ちに?」


えっ?

なんですか牛田君



「小池さんはまっさんが好きなんですよ」



「えぇーキモイ!」



「き、キモイって」



「嫌いに決まってるやんか!」


「じゃあ何で小池さん泣いてるの?」



「泣いてないよ」



「素直になったらどうですか?」




花子は実は泣いてるの

まっさんよ


花子はどうしたんでしょ?

牛田君よ


花子はどうすればいいのかな?


花子はますます解らなくなってしまいました。


約一時間話しをした後電話を切り花子はまたまた酒を浴びる羽目になってしまいました。


明日Sマート昼から出勤で本屋の仕事は休みです。


仕方ない気持ちを酒で誤魔化すしか無くなりましたが言い訳になってますよ


花子。

弱いねぇ。


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