本屋の花子〜恋をしたら読む本〜

次の日何事も無かった様に、まっさんとX'masイベントについて、あれこれと考えていましたよ。



お互いにいい年を取った大人です。


仕事は仕事恋は恋



区別しないといけません。


「小池さん。ケーキバイキングの売り場をやって貰えますか?」



「とりあえずサンタ帽は被りますがバニーはNGですよ」


「はい。小池さんの痩せた身体は見たくないしっ誰にも見せたく無いしなぁ」



「セクハラですか?お胸無くてすいませんでしたね!」


「お胸は関係ないです僕は」


まっさんよ、何が言いたいか解るからもう黙ってておくれ


まっさんのニコニコ顏を見てると怒る気もせず気を取り直し


「この制服可愛からこのまんまケーキを売ればいいんでしょ?」



「仕入れが限定1500個です。小池さんが本屋に行くまでの間に完売して下さい」



まっさん。


またですか?


花子の闘争本能が目を覚ましたではないかっ


やりましょ花子の意地にかけてケーキ完売してやるからなっ。


Sマートの制服って可愛んですよね。


何だか何処かのボーイスカウトみたいな感じで花子はお気に入りなんですっ。


それにサンタ帽を被ったら花子キラキラに可愛くなりますよ多分。


既に妄想MAXにケーキを売る花子の姿が見えています。





これを、妄想とは言いません『イメージング』と言いますよ。



人は成りたいものや、描く未来をイメージしてそれを形にして行く事が出来るのです。


日々イメージのトレーニングをする訳ですよっ。


花子は何かをする時には必ず妄想→イメトレに入りますよ。


結構思い通りに事が進みますからね。


で、当日に花を咲かせてしまうんでやり遂げた後って自分に「ありがとう」が言える爽快感が大好きなんです。



まぁ恋に関してはネガティブなんですがぁ。


さっ花子のSマート最後の花道を飾りますよ





最後位まっさんの為だと
言わせて下さい


花子頑張ります


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