太陽に輝く君 -夢空-
みんなが帰ってから、
あたしと隼翔は交代で
お風呂に入って、
すぐに布団にもぐった。
いつもと同じ左側に隼翔。
「もう寝るか」
そう言われて隼翔の
腕の中で眠りについた。
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クリスマスのときくらい…。
あたしのかすかな期待は
見事に裏切られた。
いつも居ない左側。
たまには野球よりあたしを
取ってくれたり…
なんて思ったけど、
やっぱり今日も
左側は蛻の殻。
「隼翔…?」
朝、走ってお風呂上がりの
隼翔があたしの目覚めと
時を同じくして部屋に
入ってきた。