太陽に輝く君 -夢空-



「さみしかった?」


そうちょっと微笑んで
あたしに聞いた隼翔。


毎日毎日練習に追われて
遅くに家に帰ってきても
夜朝のランニングを
欠かさない隼翔。


あたしなんかよりもずっと
ずっと頑張ってる。


だからあたしも頑張るの。


「全然っ」


「そこはさみしいって
言えよな~」


あたしにはそう言ったけど
もしかしたら
あたしのことをちゃんと
考えててくれる。



忙しいはずなのに、
連絡をちゃんとマメに
取ってくれたりしてる。



「よっし!いくか」


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