僕と君との境界線【BL】
じわじわと、罪悪感が僕に攻め寄ってきた。
さーっと、顔が青ざめていくのもわかる。
とんでもない事を――…言ってしまった。
「う…あ…今の…」
「史高…」
今の、嘘です、そう言おうとした。
しかし、それよりも先に、桃井が僕を抱きしめた。
「も…桃井!?」
「史高…よかった」
桃井の髪の毛が、僕の頬に当たる。
状況がうまく飲み込めない中、僕は桃井の肩越しに、戌井がじっとりとした視線で見ているのに気づいた。
あわてて、僕は桃井を離そうとするのだが
「も…、桃井、離れろよ!…戌井が、見てる!」