あたしの好きなあいつ
梨乃とは席が離れているため、授業が終わると
いつもあたしのとこへ来てくれる♪


「ぅん、食べよ!!」

「あぁ~、おいしかった♪

梨乃ママのお弁当いつもおいしくて

梨乃がうらやましいよ...」


あたしの両親は


そんなお金持ちじゃくて、

無理言ってここに入らせてもらったから、

朝早くから夜遅くまで仕事で

ほとんど家にいない。

だから、両親とも仲がいい

梨乃ママにお弁当を頼んでるってわけ!!


「ところで葉月、先生のところ行かなくていいの??」


「えっ??なんで???」


「行かないつもりだったのかぁ~!!」

「そ♪♪」

って梨乃はこんなあたしの性格を知ってるから

別に強制して‘行け’なんて言わない...


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