私のSweets Boy 2
緊迫したなか、
コンテストが始まった
最初、緊張して
腕がうまく動かなかったものの、
集中して取り組めば、
いつもの練習のとおり、
事が運んで行った
一人ひとりに用意された
キッチンで、
他の参加者に
トラブルが発生したりもしたが、
俺はなんとか、
時間内に作品を作ることができた
会場の大きな長テーブルに
白いテーブルクロスが掛けられ、
出来た作品を自分の番号の前に並べる
そして、
審査員の人たちが、次々と
見た目と、試食をし
メモをとったりしていた
作り終えた俺は、
参加者に用意された
テーブルに行き、
椅子に座り、
コーヒーを飲みながら
休憩した
すると、
俺の隣に座った
髪の色が、茶髪を通り越して
金色に近い髪のヤツに声を掛けられた