私のSweets Boy 2

――― コンテスト当日



朝早い集合だったから、
麻紀とは会えずに、
会場に向かった


会場に着いた時、
メールの着信を知らせる音がして、
開けば、

絵文字たっぷりの
応援メッセージ


「麻紀のヤツ…」


口元を緩ませながら、
そのメッセージを保存した


さぁっ!


悔いのないようやるしかないなっ!


中に入れば、


すでに、ほとんどの参加者がいて、
さまざまな様子で
始まるのをまっていた


ざっと、数えて
12人ほど…


時間内に、

自分の考えたケーキを作る


審査は、見た目と味…


審査員を見れば、

TVで見たコトあるような専門家や、
料理学校の理事長、
お菓子好きのタレント
有名パティシエ
有名ホテルの社長
等が、いた


グランプリの作品は、
この秋、
商品化され、
有名ホテルの
カフェで売られる

準グランプリは、2人

これも、
期間限定で
有名パティシエの店で
販売


まぁ、
俺のは、そこまでは
期待してないけど、

今までの最高のものが
出来ればいい


そして、


それは、麻紀に
対する、想いも込めるから…



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