星屑マリー





「そうなんだ!心配してくれてありがとう」




あれ…?もしかして天川って鈍感だったりするのか?




「うっうん」




「あっそうだ!良かったらメアド交換しない?」




「えっまじで…!?」




「ダメだったら全然いいんだけど…」




「な訳ないだろう!?ダメじゃない!ダメじゃない!むしろ嬉しいし」




「ありがとう!じゃあ6時に正門でいい?」




「おう!!!!!絶対行くからな!」




――キーンコーンカンコーン♪




「じゃっじゃあ教室入ろっか」




「そだなっ!!!」




夢のようだった。
まさか好きな人がメアドを聞いてきてくれるとは…
俺、




「生きてて良かったー!!!」




みんなの視線なんて気にしなかった。





◆智喜Side…END◆





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