小学生がいる
ふいに猛烈な恐怖が湧き上がる。

なぜ小学生は自分につぶやいたのか、そもそもなにがわかったのか、頭の中がパニックにおちいる。


混乱……


 小学生はそのまま立ち去ってしまったが静香はしばらく線路上で立ち止まってしまった。

どのくらい時間がけいかしたのかわからない。

あるいはほんの一瞬かもしれない。

しばらくしてカンカンカンカン……という電車がやって来る警報機の音で静香は我に返り踏切りを渡り終えた。

小学生の不気味な一言に悪寒にも似た寒気を覚え体には鳥肌が立っていた。
< 5 / 28 >

この作品をシェア

pagetop