小学生がいる
 あの子はなんで店内にいたのだろうか、登校拒否の児童なのだろうかといろいろ思案するが、それよりも不可解なのは帰宅途中に出会った小学生だった。

 なぜあの子は自分に声をかけたのだろうか、なにがわかったのか漠然としていてわからないことだらけだった。

しかし、ただひとつ言えることは踏み切りで出会った小学生はなにか不思議な超常めいたものを帯びていたということだった。

目の錯覚でなければあの小学生はまちがいなく電車の通過する線路上にいたと考えられる。

そのことに気がついたからあの小学生は自分に対してよくわかったねと声をかけたのであろうと静香は考えた。

するとなにか見てはいけないものを見てしまったような気がしてたまらなくなってきた。

 食事を終えてから静香はブログに今日1日のことを書き留めておこうとノートパソコンを起動させた。

メールが1通届いていたがとりあえず後回しにしてブログに日記をつけた。
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