かえるとねこ
ねこさんとひなどりさんは、
悲しくて、悲しくて、
胸が張り裂けそうでした。
悲しくて悲しくて、悲しくて悲しくて。
ねこさんとひなどりさんは、
ありったけの声をあげて泣きました。
すると、
だいだい色をした
二匹のにんげんさんがやって来て、
ねこさんたちを見つけ、
オヤッとおどろいたように言いました。
「おい、見ろよ。これ鷺(さぎ)だぜ?」
「あちゃー、派手にやられたな。
この白猫のしわざか?」
「まあ、そうだろうな。こいつ、
今からこの小さいのもやるつもりか?」
「ふん、そうらしいな」
「このやろう、小さいくせに残酷なこと
しやがって。えー?こら」
一匹のにんげんさんが、乱暴にねこさんを
持ち上げ、ねこさんを宙づりにしました。
ねこさんは突然のことで
何が何だか分かりません。
悲しくて、悲しくて、
胸が張り裂けそうでした。
悲しくて悲しくて、悲しくて悲しくて。
ねこさんとひなどりさんは、
ありったけの声をあげて泣きました。
すると、
だいだい色をした
二匹のにんげんさんがやって来て、
ねこさんたちを見つけ、
オヤッとおどろいたように言いました。
「おい、見ろよ。これ鷺(さぎ)だぜ?」
「あちゃー、派手にやられたな。
この白猫のしわざか?」
「まあ、そうだろうな。こいつ、
今からこの小さいのもやるつもりか?」
「ふん、そうらしいな」
「このやろう、小さいくせに残酷なこと
しやがって。えー?こら」
一匹のにんげんさんが、乱暴にねこさんを
持ち上げ、ねこさんを宙づりにしました。
ねこさんは突然のことで
何が何だか分かりません。