小野先生とアタシ

でもわかんないなんて言うのもカッコ悪いし
そんなこと思うと余計に居心地が悪くなる。


アタシはメニューに顔を隠すようにして表情を見られないようにする。


飲み物って…どこに書いてるの?
この欄かな…?
でもこれって何て読んだらいいの?


冷や汗が流れる。




そのとき声が聞こえた。

「僕はいつもの…いや、車だから
辛口のジンジャーエールを」


先生だ。

アタシはハッとして顔を上げる。



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