小野先生とアタシ
先生の言葉を気にしないように
足の違和感のことで頭をいっぱいにしようとしているのに。
でも聞えてくる先生のそんな言葉に苛立ちをおぼえる。
あ、そっか。
このヒールのせいできっと靴擦れができてしまっているんだ。
それに慣れないヒールだから余計に…。
だから足が。
「でも先生さっきまで…」
必死になって言葉をかけ、
そして思わず靴を脱ぐ。
アスファルトの感覚が直接足に伝わる。
それでも脱いだらそれで足は少し楽になった。