私の思い出
第3章 3・4年の記憶
啓が不登校になってから早いもので
6か月が経った。
3年生に進級した私。
彼も一応進級した。
3年生になっても学校に来ない。
(先生は変わったのに・・・。)
毎日、待ってもこない彼。
でもだんだん学校に足を運んでくれるようになった。
授業中寝てばっかりだったけど、私は来てくれるだけで嬉しかったんだ。
一瞬不登校になった彼だけど、
私はやっぱり啓のことが
好き
だったんだ。