LASTLOVE
「うん…。それは間違いないね。」

政樹の勢いは止まらず、考えをどんどん口にした。

「監視してるやつらは、俺達の近くにいるはずだ。時間を見ながら交代で休もう。」

「えっ!!起きてられるかなぁ…。」

「こんな状況で爆睡するお前のがすごいから。」

政樹は苦笑いしながらあたしを見詰めた。

結局、あたしが先に3時間寝て、23時に政樹と交換することになった。
政樹が人間は3時間置きの睡眠をすると頭が冴えると言うからだ。

「そいじゃ、よろしくね。お休み!」

あたしは、直ぐさま爆睡した。
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