LASTLOVE
正直、森は不気味で移動したことを後悔した。

あたしは、耳を澄ませ、今日のことを色々考えたり、政樹が今日のことをまとめたメモ帳を確認したりした。

さっきの、美月達の会話で既にあたし達は敵対していることがわかった。
しかも、あたし達は孤立しているようだ。

何を仕掛けてくるのかもわからない。


…その時だった。


カサリと音がしたような気がして振り返ると、野生の豚がいた。

「ひっ!」

あたしはビックリして身を縮こめた。

それと同時に木に封筒と共に何かが付けられていた。
(封筒!!)

豚が通り過ぎてから、封筒を取りに行く。

(武器があったら、あの豚さん食べられたかな。なぁんて、封筒を教えてくれた幸運の豚さんだ。)
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