小さな小さな俺様王子様
〈ザクッ〉


と鈍い音がしたかと思うと私は力が入らずその場に倒れてしまった。


「クレア!」


レオは顔を青くして私の事を抱き上げた。


「良かった。レ……オが無事で。」


「クレア?」


私は、最後の力を振り絞りレオにキスをした。


(あなたと会えて良かった……)
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