小さな小さな俺様王子様

レオside

クレアは俺にキスをしたかと思うと、ダランと手が落ちた。


「クレア!クレア!」


何回も呼ぶがクレアは起きない。


「あ~あ、可哀想に。」


悪魔はそう言いながらも、クツクツと笑っている。


「クレア、ごめん…」


ギュッと抱きしめるとゆっくりとクレアを下ろした。


俺の体は、クレアにキスをされてから不思議と力がみなぎっていた。
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