ほっとちょこれーと *【完】

「こないだはありがとうございました」

「いえいえ。あたしもいい買い物できたしよかった♪」




唯菜さんの真っ赤で派手な車に乗るのは

これが2回目。







「聞いたことなかったけどぽち君と心結っていつから付き合ってるの?」

「……うーん。難しい質問っすね」




俺がカレカノ宣言しちゃったこともあって

いまいち記念日的なのがわかんない。

女の子って普通、そういうの気にするのかな?




「なんて言うか付き合ってるのに2人って違うよね」

「え…何が?」


「あたしから見るとぽち君の一方通行に見えるんだけど」


「………。」



一方通行

最初からそうだったから、気にしたことなかった。


最近はカップルらしくなってきたんじゃないかな~って思う。

思ってた…


今の俺たちもそう見えるの?




「ぽち君には心結じゃなくてもっと他にいるんじゃないかな?」


「………。」


「ちゃんと考えたほうがいいんじゃないかな?心結のためにも」





唯菜さんの言葉を黙って聞いてる。

何が言いたいの?


別れろって言ってんの?





「着いたよ」





心結先輩の家に到着する。



< 212 / 300 >

この作品をシェア

pagetop