お嬢様は太陽と歩く
第1章~出会い


~*海咲(ミサキ)*~



―高校1年生終わりごろ―




「みなさん、いままでお世話になりました。
私は、今日をもってこの学校を退校する事に
なりました。

みなさんには大変感謝しています。
また、逢えることを期待しています。

ほんとうにいままでありがとうございました。」



「なんで、篠原さんが退学するの??」



「篠原さん、何か悪いことしたの?
成績、学校トップなのに…。」



「……スイマセン。もう行かなきゃならないので。」





「そっかぁぁ。仕方ないね。」


「そうだね。」




「バイバイ、篠原さん」




こうして私は私立泉北学園女子高等学校を去った。



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