お嬢様は太陽と歩く
第13章~恋に身分は関係ない


~*海咲*~




―2月―



「もうっ、何でそれをもっと早く言わなかったの!?」



「いや、凜に迷惑かけたくなかったから…。ごめんね。」



「ってか、聖!元はと言えば、あんたのせいじゃない!!」


「いや、だから、ちゃんと謝ったって。」



「うん、謝ってくれたよ。許さないけどね♥?」



そう、あのあとも何度も謝られた


もう100回くらいかな?
謝りすぎだよね



あ、席も元に戻したよ??

先生はなんか困惑してたけど…




「海咲のこと、傷つけたら許さないって言ったわよね??」



「あれ~?そんな事、言ったっけ~??」



「とぼけんな、オルァァァーーー!!」




「ちょ、海咲、助けて!」


「ごめん、凜は止められない。」



2人は教室を走り回って
結局先生に怒られていた



なんか、平和だなー






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