Princessの掟短編集






「…う、うん。」



恥ずかしさで視線を反らすとおとなしくうなずいた。



「よろしい。」



おもしろそうに笑うと優斗は私から離れた。



また優斗に丸め込まれた。



悔しいと思っても所詮優斗には勝てないのはわかってる。



そうこうしているうちに滞在するホテルに止まった。


車が止まると同時にボーイさんがドアを開けてくれた。



優斗に続いて車を降りて、ホテルを見上げる。









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