バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》
『夕顔気分はどう?水飲む。』




頷くと、将一が口に含んだ水を口移しで飲ませてくれた。




確か夢の中でも同じ事があったような?




『気がついて良かったよ。夕顔を抱き締めたとたん又倒れるし、



でも、夕顔の裸バッチリ見れたから良かったけどね。』




もう、やだ、あり得ないんだから。




将一、幻滅したよね?




『夕顔、綺麗だったよ。もう、目に焼き付いて忘れる事なんて出来ない。』




将一、それって本当?




「将一は私でいいの?私子供だし、色ぽくないし、



将一には、私なんかよりもっとお似合いの人がいるんじゃないかと心配になる。」




将一が笑った。




『何、バカな事言ってるの。俺は夕顔がいいんだよ。


俺は夕顔がずっと一緒にいてくれたら、それだけでいいんだ。



他には何もいらない。』




嬉しいよ将一。









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