バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生《夕顔の恋の行方》
「将一健太郎が迷子になったらしいよ。



美憂に超バカにされて大泣きしたんだって。」




将一が健太郎が可愛そうだといい、『健君にお土産買って行こう。』




健太郎の好きなキャラクターを見に行く事にした。




広い通路から出た時、将一の動きが止まった。




健太郎の好きなキャラクターの場所に、年輩の男の人と、30代の女の人、



その二人の子供であろう、健太郎と同じくらいの男の子がいた。




将一の口から出た言葉。




『親父。』




将一のお父さんって事は、あの女の人は愛人であの男の子は将一の弟。




私はありたけの力ですぐ横にある男性トイレに将一を押し込んだ。




誰もいなくて良かった。




私はそのまま将一を抱き締めた。




将一には私がいる。




将一には私の家族がいるよ。









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