彼女ノ写真
呼び出された場所に着いてみると、美術部の皆様は、のんびりとココアを飲んでいた。




シキちゃんの顔を見れば解る。あれは、少し苦めのココアを飲む時の表情だ。




それにしても、こんな場所にイスとテーブルとは───、、、ま、そういう人達だからな。




「何ですか、先輩?どうせ、何か頼み事なんですよね?」



「お~さすがは少年。なかなか鋭いわね~。ま、シキの彼氏なら、当然か」



「あはは、まぁ、そんなとこです」




そう答えた後、ふと気になりシキちゃんを見ると、相変わらず、美味しそうにココアを飲んでいた。




その反応に胸を撫で下ろす。





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